花火大会と二酸化炭素
季節はずれの花火大会がありました。
夜は肌寒く、花火はやっぱり夏に限りますね。(とても綺麗でしたが)
花火の二酸化炭素排出量はどうかと調べてみたところ、
太田煙火製造所さんのサイトによりますと、
"10gの火薬を消費すると、3.667gの二酸化炭素が発生する"とのことでした。
また、新潟煙火工業株式会社さんのサイトによりますと、
"新潟祭りの最大号数は4号玉です。(火薬量 約350g)"
"小さい玉・・・3号玉(火薬量 約40g)"
5000発をざっくり4000小と1000大で計算してみると、
1000×350+4000×40=510,000g
3.667×51000=187,527gの CO2がおよそ排出されたことになります。
環境庁のサイトによりますと
"ガソリン車が1L走ると2322gの二酸化炭素が排出される"
とのことですので、
今回の花火大会(ざっくり概算)の二酸化炭素排出量は、ガソリン80L分走った量に等しいと言えます。
エコドライブとアイドリングストップ5分以上で、292gの CO2削減効果が期待できますので、
642人が一回ずつでも配慮して車を運転すれば挽回できるはず。
やっぱり花火は見たい。
田んぼにおける温室効果ガス排出量について
稲刈りを待っている間(私は運搬班)暇だったので、米作りにおける二酸化炭素排出量を調べていたら、どうやら田んぼからは牛のゲップと同じくメタンガスが排出されているということを知りました。
日本の温室効果ガス排出量における90%以上が二酸化炭素でメタンガスは2.3%(2019年)とのことで、少ないかと思いきや、二酸化炭素の25倍の温室効果があるらしいです。
メタンガス排出における水田の割合は44.4%ということは、
2840万トン(2019年メタン排出量)×0.444=1261万トンのメタンが水田から出ていて
これは、1261万トン×25=3億1525万トン分の二酸化炭素排出量と同等の温室効果を持ってしまうことになります。
水田で魚を飼うことや、中干しの延長をすることでメタンガスの削減効果があるようですが、収量が減少傾向にあるというデメリットもあり、策を考える必要がありそうです。
現状報告
自分で作ったアプリを自分で使って、自分の行動を振り返ってみると、今こんな感じです。
いちいちチェックするのがめんどくさいし、日毎に集計できるといいなと自ら思います。
二酸化炭素削減効果見えるかアプリについて
Reduce CO2「二酸化炭素削減効果見えるかアプリ」について、どんなコンセプトで作ったのかを、以下のホームページにて掲載しています。実際に自分でもEco Actionを実行した上で自分ができたことを日々可視化することで、喉元過ぎて熱さを忘れることがないようにと思っています。
🏠二酸化炭素削減効果見える化アプリReduce CO2 家庭できる温暖化対策 66日間で地球を守る習慣づくり